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大きな古時計がまた時を刻む・・・
2014年2月13日 08:32



塩原温泉、今朝は晴れ。
先日の雪はかなり融けています。
ただ昨日も今日も寒い!
冷蔵庫に入っているようです。

さて、彩つむぎは二つの棟に分かれていて、
それぞれ「彩の音(あやのね)」
「渓の音(たにのね)」という名前がついています。

彩の音は8年前のオープンの時に建てた建物ですが、
渓の音は以前よりあった建物の
部屋を改装して使っています。

彩つむぎを作る時に、
渓の音の建物も改築するという選択肢もありました。
でも、あえてその建物を残すことにしました。

なぜなら、その建物や内装などの
レトロな感じがとても好きだったからです。
おそらく戦後間もない頃の建築だと思われます。

古いものが沢山ありました。
そのまま使うことはできませんでしたが、
黒光りする大きな柱時計、
木枠の彫刻が美しい大きな鏡、
クラシックな照明、
今ではあまり見られない茶箪笥や火鉢

そんなものを、そのまま、または手を入れて使っています。

その中の大きな柱時計は、
ここ何年かの間に、もはやねじを巻いても動かない状態になっていました。

その時計を、以前泊まりに来て下さった
隣町の時計屋さんのご主人が気にかけて下さり、
何とか動くようにしてみようと、
約1か月以上をかけて修理して下さいました。

ぜんまいを取り換え、
文字盤などは、特注で同じものを作り、
木枠は磨かれて、見違えるようになりました


この古時計は21日に一回ねじを巻くという、
かなり旧式のものだそうです。
ネットで調べてみましたけど、
年代の特定はできませんでした。
少なくとも6〜70年くらい昔のもののようです。

同じ場所に、大きな鏡と照明も。
このスペースの独特の雰囲気が、とても好きなのです。
昔の人のほうが、細かな所にこだわっていたのかもしれません。

大きな古時計













新しい文字盤













クラシックな照明