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2021年9月
2021年9月30日 08:49
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日は一日晴れ予報。 そして、台風16号が最接近する明日は、日中一日雨。 その後は晴れの日が続きます。 さて、今日は野鳥の話。 少し前になりますが、 彩つむぎの対岸に、見慣れぬ鳥、 それも比較的大きな猛禽類の鳥が現れました。 トビはよく見かけますけれど、 トビよりも少し大きく、胸の毛が真っ白。 眼光も爪も鋭くて、 凛としたたたずまいの美しい鳥でした。 調べたところ、ミサゴという猛禽類でした。 魚が好きな鳥ということで、 水がある所、川や池、海などに、いる鳥なのだそうです。 さらに調べていくと、 英語の名前はオスプレイ。 あの、オスプレイ機の名前の由来となった鳥でした。 毎日来るかなあと期待していましたが、 結局、彩つむぎの前に姿を現したのは2日だけでした。 でも、存在感がすばらしく、印象に残りました。 また来てほしいなあ。
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生き物たちのこと色々
2021年9月29日 08:45
塩原温泉、今朝はくもり。 予報では朝から15時頃まで晴れ予報。 その後はくもりに戻るようです。 心配していた大型の台風16号。 進路が少し東に変わり、 あまり影響を受けることはなさそう。 金曜日だけ、少し雨マークが出ています。 さて、最近とても目につく白い花があります。 マルバフジバカマというキク科の植物です。 以前はこんなにあったかなあ。 毎年、繁殖分布を広げているように感じます。 彩つむぎでもおそらく10年くらい前にはなかったかなと。 それが露天風呂周辺に出始めて、 今では一画を占領するほどに増えました。 調べてみると、元々は北米原産の花。 100年くらい前に、すでに箱根の強羅で植栽されたものが、 野生化されていたようです。 でも、特に指定外来生物や要注意外来生物には 指定されていないというのが意外です。 自然の生態系を破壊する要因がないとのことですが、 最近の繁殖力を見ると、どうなのかなあと思います。 小さな花が集まって、 金平糖のようでかわいいし、 花もちがいいので、 この時期、生けるのに重宝しています。 苗が欲しい方がいたら、 どうぞお持ちになって下さい。 2021年9月28日 09:20
塩原温泉、今朝はくもり。 先程まで晴れていました。 今日明日は晴れマークがついていますが、 木曜金曜日は台風の影響で雨になっています。 その後土曜日には晴れ。 台風の影響は木曜金曜あたりが最も大きいようです。 秋になると、甘さとみずみずしさが増す塩原高原大根。 連日、産直所の大根売り場に、 沢山の塩原高原大根が山積みになり、 大勢の方が、何本も抱きかかえるように、買っていきます。 塩原高原大根の美味しい季節になりました。 毎年恒例の <秋の旬感ベジたべる!塩原高原大根キャンペーン>、 今年も9/23〜11/23の2か月間、展開いたします。 彩つむぎでは年間を通して、 塩原高原大根を使った塩原大根めしを出しています。 当館の名物料理と言っていいと思います。 このブログを書くために、画像検索をしたら、 当館の塩原大根めしに感激して、 再現レシピをクックパッドに投稿している方が。 うれしいなあ。 良かったら覗いてみて下さい。 https://cookpad.com/recipe/6404538 ほぼ、完璧に再現してくれています。 一つだけ、彩つむぎでは、鮎醤油を隠し味に使っていることを、 付け加えておきますね。 そして、こちらも毎年の定番になりつつありますが、 プレミアムヤシオマスや菊の花を巻いた、 プレミアムヤシオマスの大根巻。 さっぱりして、いくつでも食べられちゃいます。 また、今年、運がいいと、 塩原高原大根を使ったデザートも食べられるかも。 塩原高原大根は、甘さとみずみずしさで、 よく「梨のよう」と言われるのですが、 その梨と大根を合わせてゼリーにしました。 こんな食べ方ができるのも、 塩原高原大根だからこそ、です。 どうぞ、この季節、塩原温泉に 絶品大根料理を食べにいらして下さい。 そして、お帰りには、産直所や農家の直売所で、 塩原高原大根、買って帰ってくださいね!
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塩原よもやま話 彩つむぎ料理について
2021年9月27日 09:18
塩原温泉、今朝はくもり。 この後お昼過ぎまでは晴れの予報。 夕方近くなってから明日朝にかけてはくもりで、 明日日中は晴れるようですが、 その後、台風16号の影響を受けてきそうです。 さて、植物の比較の話をもう一つ。 比較してみましょうか、ススキとオギ。 多分、ほとんどの方が、 ススキというくくりにしていると思いますが、 実は、ススキと違うオギという植物があります。 字では、ハギ「萩」と間違えやすい。 荻窪や荻原さんの、あの「荻」ですね。 ススキとオギは本当によく似ています。 でもよく見ると、違うのです。 花から出るノギ(芒)があるかないかなど、 いくつかの違いがある中で、 一番わかりやすいのは、茎の立ち方。 ススキは何本かの茎がまとまって株立ちするのに対し、 オギは一本ずつ茎が立ちます。 原っぱなどで、穂が一本一本立っているのは、 間違いなく、ススキではなくてオギのはず。 まとまっているとススキのように見えたりするから、 紛らわしいですね。 でもちょっと覚えておくと、 実にオギが多いことがわかります。 秋の景色がまた違って見えるかもです。 こちらはオギ。 こちらはススキ。 2021年9月26日 08:40
塩原温泉、小雨が降っています。 今日は一日くもり予報。 お昼前に少し雨があるかもしれません。 明日はやはりくもりで、 お昼前後だけ晴れマークになっています。 ぐっと気温が低くなっています。 先日、ツリフネソウの花の色を見比べましたが、 他にも、似てる花を比べてみたいと思います。 ボタンヅルとセンニンソウです。 いずれもキンポウゲ科センニンソウ属の花。 遠目に見たら、全く同じように見えます。 でも、近くで見ると、結構違いがあるのです。 花の時期は、ボタンヅルのほうが少し早いでしょうか。 塩原で見かけるのは、 どちらかと言えばボタンヅルが多いように感じます。 わかりやすい違いは葉の形。 ボタンヅルは、「ボタン」の名前がつくとおり、 葉に切れ込みがありますが、 センニンソウは、 つるんとした細長い形をしています。 また花はそれぞれ萼片が4枚なのは一緒ですが、 おしべの部分が、ボタンヅルのほうが多く、 また長さもあるので、 花はボタンヅルのほうが華やかに感じます。 いずれも雑草のように、 他の木や草に絡んで、なかなかの繁殖力です。 比べてみたくなるほど、あちこちで咲いていたので、 今年は花が多かったかもしれません。 ボタンヅル。 ここからセンニンソウです。 2021年9月25日 08:43
塩原温泉、今朝はくもり。 夕方少し雨になるようですが、 その後、明日にかけてはくもりマークが並んでいます。 さて、一昨日行われました、 一年に一度の行事、塩原温泉古式湯まつり。 必ず一年に一度はこの場所を訪れることになります。 国の天然記念物に指定されている、 逆杉で有名な塩原八幡宮。 何度訪れても、清々しい空気を感じます。 こちらの神社は大同2(807)年の創建と、大変古く、 前九年の役の途中に源義家が立ち寄り、 戦勝祈願したと言われています。 義家が箸がわりに使った小枝を 地面に刺したものが逆杉となったなどという 言い伝えが残っていますが、これは少々荒っぽいかも。 樹齢推定1500年以上らしいので、 義家が立ち寄った時に、すでに、この木はあったと思われます。 逆杉はどう撮影しても、 写真のフレームにおさまらないほどの大木。 普通、木というものは、 根元の幹が一番太く、上に行くにしたがって細くなるものですが、 この木は、上のほうが枝を広げて大きく見え、 そんなことから、逆杉と呼ばれています。 逆杉だけでなく、他にも杉の巨木がうっそうと。 そして「若水」と呼ばれる、 美しい清水が流れる池に泳ぐ錦鯉や、 源頼朝の追手から逃れて洞窟(源三窟)に隠れていたのに、 米のとぎ汁で見つかってしまい、 命を落とすことになった、 源義経の家来であった源有綱の祠など、 境内に「気」が満々と満ちているように感じます。 よく見れば見るほど、歴史ある立派な神社です。 この後、大いちょうの黄葉や、 入口のドウダンツツジの紅葉なども見事です。 2021年9月24日 08:56
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日も気持ちいい青空が広がっています。 昨日はお昼過ぎまで良い天気で、 夕方、ざーっと土砂降りの雨が降り、虹も。 今日も夕方からお天気崩れそうです。 それにしても、気持ちのいい朝です。 さて、昨日は塩原温泉古式湯まつり。 温泉の恵みに感謝し、 一年の無事や、千客万来を祈る行事です。 通常は9月の最終日曜日で、 古式衣裳の行列などもあるのですが、 昨年、今年とコロナ禍のために、規模を縮小。 必要最低限の、神事のみ行われました。 塩原温泉が歴史上で登場したのは、1200年以上の昔。 塩原温泉発祥の地とされる、 元湯温泉において、湯汲み式と巫女舞奉納。 その後、塩原八幡宮において、 御神湯奉納。 最後に塩原もの語り館に御神湯を移して、 各地区や、温泉施設に、御神湯を分湯します。 本来ならば、 塩原八幡宮での御神湯奉納の後、 温泉街を足湯公園湯っ歩の里まで分湯行列が練り歩き、 湯っ歩の里にて巫女舞や、分湯式が行われ、 温泉ふるまいなどもあるのですが、 本来の姿に戻れるのは、いつになるのでしょうか。 頂いてきた御神湯は、 彩つむぎのそれぞれのお風呂に少しずつ注ぎます。 昨日は少し元湯の硫黄泉のにおいがしたかな? 2021年9月23日 08:49
塩原温泉、今朝は晴れ。 秋分の日。 お彼岸のお中日です。 気持ちのいい青空が広がっていますが、 青空が見えるのはお昼頃までだそうで、 その後、午後は雨予報になっています。 本日塩原温泉では、 本来なら9月の最終日曜に行われる、 古式湯まつりが、規模を縮小して神事のみ開催されます。 さて、先日、買い出しのために足を運んだ 市内西那須野にある産直所「そすいの郷」。 道路脇にずらりと彼岸花の花が咲いていました。 しかも紅白。 しかも背景が黄金色に輝く稲穂。 那須地域では、那須町伊王野にある 簑沢の群生地が有名なのですが、 なかなか行く時間が取れない中、 思いがけないサプライズ風景に嬉しくなりました。 白の列と赤の列。 所々、ひょっこりと1本だけ違う色が混じったり。 ちょうど真っ赤な車が通りかかったり。 文句なしの青空に、 黄金色に輝く稲穂の風景も含めて、 諸々完璧なタイミングだったのかもしれません。 彼岸花は律儀な花で、 本当に毎年お彼岸に咲いてくれますね。 また、こんな風景に出会えることを祈って。 2021年9月22日 08:39
塩原温泉、今朝も晴れました! 今日は朝から昼過ぎまで晴れ予報。 その後は雨になりますが、 また明日も日中だけ晴れるようです。 また塩那スカイラインと月ですみません。 秋晴れの3日間のラストの日。 他にも気になることがあったのと、 美しい夕景が見たくて、 ゲートが閉まる18時ギリギリ前に、 塩那スカイラインに行ってきました。 思ったほどの写真が撮れなかったのですが、 やっぱり塩原で夕景を見るならここだなあ。 18時閉門と、冬期閉鎖が本当に残念です。 そして、昨夜の中秋の名月。 くもり予報だったので、 見ることができないかもと思っていたら、 雲の間から、月光環に彩られた月が。 前日のようなくっきり月ではないものの、 これはこれで、また美しい月です。 自然の風景の美しさは、 毎日毎日唯一無二のもの。 こんな景色が見られる幸せをかみしめて。 2021年9月21日 08:39
2021年9月20日 08:42
2021年9月19日 08:46
塩原温泉、三連休の中日の今朝は晴れ。 台風14号は温帯低気圧になり、 当地ではほとんど影響なく、昨夜もすでに星空。 今朝は文句なしの快晴の天気になっています。 今日明日と一日中晴れの天気。 夏物を選択するには絶好の日和です。 さて、近場の初秋の風景と山野草を色々見てきました。 現在、あちこちのちょっと湿った場所で、 ピンクのツリフネソウが沢山咲いています。 ツリフネソウも色々な色の花があるようなので、 今まで撮りためてきたものを、 比較のために、一度まとめておきたいと思います。 中に入った虫に受粉をしてもらう、 絶妙な形もさることながら、 どの色の花もとても綺麗ですね。 ピンク色のもの。 キツリフネ。 キツリフネの変異種? 白に近いレモン色。 白とピンク。 白い品種。 2021年9月18日 08:40
塩原温泉、今朝は雨。 台風14号が近畿から東海地方の南を通過しています。 関東地方も影響は避けられませんが、 こちらは関東地方の北はずれなので、 それほどの雨にはならなさそうです。 明日朝にかけては雨。 その後、明日日中は晴れ予報になっています。 さて、久しぶりに訪れた、 初秋の塩那スカイラインに咲く花たち。 クサギ、クサボタン、ハギと来て、 その他の花たちを一挙に。 派手さはあまりありませんが、 塩那スカイラインは、 地味に山野草の種類が多く、 訪れるたびに、色々な出会いがあります。 もうどこに何が咲くのか、 大体頭に入っていたり(笑)。 山にしか咲かないような花もありますから、 楽しんでいただければと思います。 アキギリ。 テンニンソウ。 テンニンソウに 沢山のミドリヒョウモンが。 こちらはアザミに。 ヨメナ。 以前より減っているかも。 名残りのノリウツギ。 名残りのクロヅル。 クマミズキ。 ツユクサ。 前はあったかなあ・・・。 ここで初めて見ました。 ホツツジ。 シデシャジン。 オトコエシ。 ヤマハハコ。 確か7月くらいから咲いてます。 2021年9月17日 08:41
塩原温泉、今朝はくもり。 時折日が射しています。 台風14号の動きが気になります。 当初の予想より南の方を通過するようです。 それほど影響を受けないことを祈っています。 さて、初秋の塩那スカイライン。 クサギやハギと同じくらい、 目につく花があります。 クサボタンといいます。 葉っぱの形が牡丹に似ていることから こういう名前がついているそうです。 ほんのり紫色の花がくるんとして、 とても可愛らしい花。 ただ、白いろう物質を出すアブラムシの仲間が付きやすく、 茎が白く汚く覆われていたりします。 今年は花の数が虫たちの攻撃を上回っているのか、 茎がきれいなままの株が多いようです。 近づくとほんのりといい香りがします。 キンポウゲ科の植物で、 綿毛の種が飛んで増えるので、 道路の法面にコンクリートに、 ほんのちょっとの隙間があれば生えてきます。 最後の写真、整然と並んで咲いていて、 ちょっと笑ってしまいました。 2021年9月16日 08:42
塩原温泉、今朝はくもり。
今日は日中くもりで、 夕方から夜にかけて雨予報になっています。 明日はくもり。 その後はくもりと雨。 台風14号の動きが気になります。 さて、初秋の塩那スカイライン。 萩の花があちこちに咲いて、 ススキと一緒に、秋らしい風情を醸し出しています。 一見、全て「萩の花」でくくりたいところですが、 よく見ると、萩の花にも色々あるようです。 そんな萩の花を。 最近カメラの調子が悪く、 ボケボケ写真なのは、ご容赦下さい。 まずはミヤギノハギ。 萩の花と言えば、最も有名かと思います。 ミヤギノハギとよく似ていますが、 葉の形が少し違うヤマハギ。 花の色も少し濃いように思います。 枝のつき方もちょっと違うマルバハギ。 葉っぱもその名のとおり、丸いです。 オマケ。 こちらは、同じマメ科でハギとよく似ていますが、 近くで見ると全然違うコマツナギ。 駒(馬)をつないでおけるほど、 枝が強いことからコマツナギを言います。 7月頃から咲き、かなり花の時期が長いです。 2021年9月15日 08:53
2021年9月14日 09:23
2021年9月13日 08:41
塩原温泉、晴れ。 昨日は予報では日中晴れでしたが、 結局、くもりがちの天気で終わってしまいました。 今日は晴れて気温も上がってくるようです。 すでに秋色の塩原大沼。 あまりに久しぶりで、 いくつかの山野草は見頃を逸してしまったようです。 アケボノソウが何株か、名残りの花。 ミズオトギリは、花が終わっていましたが、 紅葉が見事。 草紅葉の中心になっていました。 カンボクの赤い実があちこちに。 こちらは、今がちょうど見頃でした。 他にも赤い実が・・・と思ったらマムシグサ。 以前は、あまり大沼では見かけなかったような。 同じように気になることが一つ。 周辺にシロヨメナの花がまとまって咲いていました。 今までこんな場所にあったかなあと。 シロヨメナは奥日光などでは、 鹿が食べないために、 他の植物を駆逐して、一面に咲いている場所も。 きれいだから、それはそれでいいのですが、 一面を覆い尽くすようになると、 植生が変わってしまいそうです。 今後の変化を注視していきたいと思います。 2021年9月12日 08:52
塩原温泉、今朝はくもり。 少し前まで晴れていたのですが、少し雲が出てきました。 この後、10時頃からまた晴れるようで、 今日明日とお天気、良さそうです。 肌寒い日が続いていましたが、 暖かさ(暑さ?)が戻ってくるかな。 さて、先日、かなり久しぶりに、 青空が出てきた時に、 塩原大沼まで行ってきました。 もしかしたら2か月近く足が遠のいていたかも。 初夏のモリアオガエルが産卵する頃以来。 初夏から一気に秋色になっていて、 季節の移ろいの早さに、びっくり。 草紅葉が始まっています。 雨続きだったので、水は多め。 沼を横切る木道は半分くらいが水没していました。 水量たっぷりの水面に映った青空の美しいこと! 今年は秋の季節の進み具合は早いかもしれません。 2021年9月11日 09:38
塩原温泉、今朝はくもり。 この後、日中は雨が降ってくる予報です。 そして、明日明後日に晴れマークがつきました。 昨日も久々の青空でしたが、 明日明後日も気持ち良い青空が見られるかな。 さて、先日、見かけた山野草たちの中で、 大きさで断然目立っていたのが、シシウド。 大きなものでは1メートルをゆうに超えています。 線香花火のように、ぱっと開いた花に、 色々な昆虫たちが集まってきます。 そんなシシウドと昆虫の写真を少々。 スズメバチも巣の近くは危険ですが、 こうして花の所に来ているものは、 いじめない限り刺すことはありません。 よく見ると、かわいい顔をしています。 ザトウムシは、8本脚ですが、 クモとはちょっと違う属になります。 長い脚でいざるように、 障害物などをさぐる様子から、 ザトウ(座頭)ムシと呼ばれます。 ジブリ映画に出てきそうなユニークな形と動きで 私はけっこう好き。 よく見ると、体の所の色や、形も色々。 実はかなり沢山の種類がいるそうです。 以前に同じ場所のシシウドを見に来た時にも ザトウムシがいましたので、 補食のために、好きな花なのかもしれません。 今回は見つけられませんでしたが、 キアゲハが大好きな花でもあります。 去年はキアゲハの幼虫を育てるために、 山からシシウドの花を取ってきて 成虫になるまで、お世話になりました。 今年もキアゲハの幼虫に出会えるといいなあ。 キイロスズメバチ。 ザトウムシ。
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生き物たちのこと色々
2021年9月10日 09:02
塩原温泉、今朝は晴れ。 朝から青空が見えるなんて、何日ぶりでしょう? 昨日の時点では、 今日はお昼前後に晴れマークでしたが、 一夜明けたら、朝から昼過ぎにかけて晴れ、 その後、午後からは雨予報です。 貴重な青空です。 昨日紹介したそば畑もきれいだろうなあ。 さて、先日、ちょっと時間があった時に、 花を求めて、山道ドライブ。 色々な花に出会ってきました。 ほんの少しの時間で、 こんなにたくさん。 初秋の山野草、いいですね。 シシウド。 昆虫がいっぱい。 コバノガマズミ。 秋だなあ。 タマアジサイがまだ咲いてました。 ボタンヅル。 ミズヒキ。 キンミズヒキ。 アキノキリンソウ。 アキカラマツ。 ツリフネソウ。 キツリフネ。 フシグロセンノウ。 レイジンソウ。 オトコエシ。 花はまだ先ですが、 ツルニンジンかなと。 10年以上ぶりに 出会えました。 2021年9月 9日 09:01
塩原温泉、今朝は雨。 今日は日中雨予報。 夕方から明日にかけてはくもりで、 明日は一時だけですが、晴れる時間もありそうです。 なかなかすっきりとした天気になりません。 昨日は気温もかなり低めでした。 今日は昨日より5度くらい気温は上がります。 さて、そんな雨続きの毎日ですが、 一昨日、日中だけ青空になりました。 その時間に急いで、撮影してきたのがこちら。 一面のそばの花畑。 上塩原の山あいの2ヶ所に広がっています。 耕作放棄地が獣害の一因になっていることから、 地元の若者たちが中心になり、 耕作放棄地を整地し、そばの種をまき、 収穫して粉にして、地元の飲食店などで活用してもらおうと、 昨年から始まった取組です。 昨年初めて、一面のそばの花を見た時には、 心から感動しました。 皆で力を合わせれば、できるんだと。 そば粉も活用させてもらいました。 香りのある、美味しいそば粉でした。 今年もとても楽しみにしていて、 種まきのお手伝いもしました。 この時期、那須地域で車を走らせていると、 あちこちでそばの花を見かけますが、 これほど、一面に咲いている場所は、あまりないかも。 見ごたえあります。 最後にざっくりとした地図を添付しました。 ご参考にしていただければと思います。 2021年9月 8日 08:49
塩原温泉、今朝はくもり。 肌寒い朝です。 今日明日と雨予報。 気温は上がらないだろうなあ。 昨日は久しぶりに日中晴れて、 セミの声も聞こえてきましたが、 今日は当然、どこからも聞こえてきません。 昨日のセミ達、どうしているのかなあ。 他人(セミ)事ながら、心配になってしまいます。 さて、昆虫の話題を一つ。 少し前に、小躍りしたくなるような場面に遭遇しました。 自他共に認める昆虫好き。 蝶の中で一番好きな、 カラスアゲハもしくはミヤマカラスアゲハが、 集団で吸水している場面です。 姉妹館明賀屋本館の玄関前です。 斜面からしみ出している水が 雨上がりでちょろちょろと流れていましたが、 そこに集まっていました。 全部で6〜7羽。 カラスアゲハとミヤマカラスアゲハは、 見分けるのがなかなか難しいのです。 夢中で写真を撮っている時には、よくわからず、 後から見たら、 何と、両方の種類が混ざっていました。 1頭(蝶は1頭、2頭と数えます)だけ、 最初の4枚の写真では羽を広げていて、 5枚目の写真、一番手前の個体が、 ミヤマカラスアゲハで、あとはカラスアゲハ。 ミヤマカラスアゲハは、 広げた時の後翅の模様が強く、 後翅の裏側に白い筋が入っています。 そして、これも撮影している時には、 全然わからなかったのですが、 1頭だけ、クロアゲハも混ざってました。 6枚目の写真の右下の個体がクロアゲハでした。 気が付いていなかったので、 写真も見切れてしまっていて残念。 この写真を撮っている最中は、 他の蝶たちに目が釘付けでした。 というのも、この時、 他の蝶たちは、吸水しながら、 オシッコのようなものをピュッピュッと出していたのです。 そんなシーンを見たのも初めてでした。 オマケに、カラスアゲハ達と同じような色の 尻尾を持つ、ニホントカゲもいたりして。 初めてづくしで、大興奮。 いつまでも見ていたかったです。 また、こんな場面に遭遇したいものです。
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生き物たちのこと色々
2021年9月 7日 09:14
塩原温泉、今朝はくもり。 今日は日中久しぶりに晴れ予報です。 今日だけ。 明日からはまたくもりと雨。 まだ晴れてきていませんが、 今日は貴重な晴れの一日になりそうです。 さて、庭の花のこと。 現在、シュウメイギクがとてもきれいに咲いています。 今年はかなり早くから咲き始めました。 秋の花ですが、 確か8月上旬には咲き始めていたような。 毎年、庭でよく咲いてくれますが、 一つだけ疑問があるのです。 毎年花の位置が動いて行きます。 現在咲いている場所は、 入口入ってすぐの黒竹の手前。 こんな場所に植えたことはないのです。 15年前のオープンの時には、 現在咲いている場所から2メートルも離れた場所に植えました。 それが、毎年、あれっ、こんな場所に?と 1本出てきたと思ったら、 段々、咲く場所が移動してきました。 まるで、自分の意志で異動しているかのようです。 最初に植えたはずの場所には、現在1本も咲いていません。 調べてみると、地下茎が伸びて殖えるそうですが、 昨年初めて、ふわふわの綿毛に包まれた種も見ました。 種も飛ぶのでしょう。 実に面白い花です。 シュウメイギクと「キク」という名前が付いていますが、 菊の仲間ではなく、キンポウゲやアネモネの仲間。 つぼみと、実は花びらではなく萼片が散った後に、 残る花の部分がまん丸でかわいく、 目で楽しめる期間が長い花です。 彩つむぎには白花しかありませんが、 薄い桃色のや、濃いピンク色の種類もきれいです。 今年はいつまで楽しめるかな。 2021年9月 6日 08:43
塩原温泉、今朝は雨。 今日も日中ずっと雨の予報になっています。 連日最高気温は20度以下。 一気に涼しくなってきました。 秋の長雨が続きますが、 明日だけ一日、日中晴れマークが。 貴重な晴れの日になりそうですよ。 さて、なかがわ水遊園の花めぐり、続きます。 驚いたことに、ミソハギの花が池のまわりにぐるり。 ちょうど満開で、とてもきれいでした。 大田原市内にも、ミソハギを、 川の土手に植えてある場所があり、 よく地元の新聞にも掲載されるのですが、 そちらに負けず劣らずの花風景です。 もともと湿地帯に咲く花。 環境が良いのでしょう。 そして、池なので、当然のようにトンボが沢山。 メタリックグリーンのボディに、 真っ黒な羽がかっこいいハグロトンボが、 あっちでもこっちでも飛んでいます。 ブルーのボディが涼しげなシオカラトンボや、 真っ赤なボディが鮮やかなショウジョウトンボ。 そして、動きが速過ぎて写真に撮れなかったのですが、 多分ギンヤンマも沢山いました。 おまけはアブラゼミ。 ちょうど木の幹に止まっているところを激写。 一度逃げられましたが、 オシッコは引っ掛けられませんでした(笑) 日頃、館内しか見たことがなかったので、 とても新鮮に感じた、なかがわ水遊園でした。 緊急事態宣言が出ている期間は、 展示施設のほうは休館していますが、 池の周りや公園は、人も少なく、静かに散策できます。 意外な穴場スポットとして、おすすめします。 2021年9月 5日 09:06
塩原温泉、今朝はくもり。 昨日ほどではありませんが、 今日明日と日中雨が降る時間がありそうです。 明後日以降はくもりの予報になっています。 さて、なかがわ水遊園の広い池には、 蓮の他にも水生植物が色々あります。 日頃ゆっくりと見たことはなかったので、 今回、ぐるりと公園を歩いてみました。 熱帯性スイレンが、かなりの範囲で繁茂していました。 今年は、勢いがいいのだそうです。 普通の温帯性スイレンより、 ひとまわり大きく、厚く、ツヤのある葉。 花もやはり大きく、はなびらも厚そうです。 手前側にピンク色、 奥のほう、池の反対側の建物の裏手に、 白(クリーム色)の花の群落がありました。 この辺りだと、他に見られる場所はないのでは? 池の真ん中よりにアサザの群落もあったようですが、 それはちょっと気が付かず、残念。 なかがわ水遊園の花めぐり、 明日も続きがありますので、お楽しみに! 2021年9月 4日 08:40
塩原温泉、今朝は雨。 今日は日中一日雨予報。 その後夜から朝にかけてはくもりですが、 明日も日中だけ雨。 ぐっと涼しい毎日になっています。 風邪ひかないようにしないとです。 矢板市の沢観音寺は、 矢板市と言っても、 矢板市、那須塩原市、大田原市、 3つの町の市境のような場所にありました。 ハスの花を見に行った日、 そのまま大田原市の なかがわ水遊園まで足を延ばしてみました。 なかがわ水遊園は、県の施設で、 現在、県の緊急事態宣言を受けて、 9/12まで休館中になっていて、 建物の中には入れません。 ただ、建物を取り囲むようにある池や、 その周りの公園を散策することはできます。 こちらの池も、実は蓮の花名所。 ここまで色々な場所の蓮の花を見て来た今年、 やっぱり、こちらも勧められていました。 なかがわ水遊園は、那珂川水系の魚たちをはじめ、 アマゾン流域の魚など。 淡水魚の水族館という個性的な水族館。 何度も見学してはいるものの、 いつも、駆け足見学で、 ゆっくりと池の周りを散策したことがありませんでした。 今回、休館中だったので、 これ幸いと、ゆっくりと池の周りを散策。 こんなに広くて、こんなに素敵な公園だったのかと、 いつも時間に余裕がなかったのを、残念に思いました。 目的の蓮は、広い池の中で悠々と咲いていました。 品種まではわかりません。 でも、葉の色も青味がかって、 いかにも蓮らしい美しい花でした。 明日あさってもなかがわ水遊園の花のことを。 2021年9月 3日 09:02
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日は一日雨、 明日は雨のちくもりの予報になっています。 まだしばらくぐずついた天気が続きそう。 気温もぐっと低くなっています。 さて、蓮の花を見に行ってきた 矢板市の沢観音寺ですが、 蓮以外の花も色々咲いていて、 みどころが多く、こんな所にこんなお寺が?と ちょっと驚いたのでした。 その歴史は9世紀にさかのぼるらしく、 那須与一を輩出した那須家ゆかりのお寺で、 奥の細道紀行の芭蕉も立ち寄っているというから、 昔から有名なお寺だったのではないでしょうか。 正式には補陀落山観音寺という名称だそうです。 補陀落山? あれ、どこかで聞いたことがありますね。 日光の男体山や、二荒山は、補陀落山から来ています。 補陀落山とは、観音菩薩が降り立つ浄土の山を意味し、 観音菩薩をまつるお寺に、 補陀落山観音寺という名称が使われるらしく、 全国各地、近くはお隣の塩谷町にも 同じ名前のお寺があるようです。 本堂に、ご本尊の阿弥陀仏、 そして、本堂の右手にある千手千眼堂に、 鎌倉時代に作られたという秘仏、 千手観世音菩薩が厨子の中に安置されています。 ご朱印帳を書いていただく間に、 この千手千眼堂の地下に行ってみて下さいと言われ、 言葉のままに地下に降りていったのですが、 何と地下がクランク状に作られていて、 暗い中に、石仏がずらり並んでいます。 まるでイタリアのカタコンベのようで、ゾクゾク。 昭和50年に造られ、 石仏は、白河の石屋さんが掘ったものだそうです。 後から調べてみたら、 他にも色々見逃してしまったものもあったようで、 これはまた再訪しなくてはですね。 2021年9月 2日 09:40
塩原温泉、今朝はくもり。 昨日の時点では雨予報でしたが、 今朝になってみたら、一日くもりに。 明日は雨になりそうです。 さて、少し前に、この夏、 色々な場所で蓮の花を見ていたことを書きました。 そんな私にある方からの蓮の花情報。 矢板市の沢観音寺にも行ってみてと。 矢板市の寺山観音寺は知っていましたが、 沢観音寺? どこだろう?ナビで調べて、向かってみたら、 矢板市と言っても、那須塩原市から行くと手前の方。 那須塩原市と大田原市と矢板市の市境かな。 近かったです。 境内の蓮池は「曼荼羅蓮池」という名前がついていて、 かなり色々な(一説には108種とも)蓮が見られます。 全体的なピークは7月とのことで、 もうピークは過ぎてしまっていて、 かなり花が散って、 花托と呼ばれる実の部分になって、 もう茶色くなっていたり、 葉も枯れ色になっていたり、で、 蓮池の中に、人の一生を見るかのような、 まさに「曼荼羅蓮池」だったのでした。 とりわけ、初めて見る八重咲きのピンクの蓮があり、 その美しさに見とれてしまいました。 まん丸のつぼみも、 何枚も重なった満開の花も、 その花の崩れ方も、全てが美しく、 こんな蓮の花があったのかと、驚きました。 他にも白や薄ピンク色の花がまだ見られました。 そして、境内には、蓮だけでなく、 シュウカイドウ、ハギ、サルスベリ、 そしてカリガネソウなど、色々な花が。 花の寺。 お寺自体も見どころが多いです。 鎌倉時代の千手観音があったり、 何と石仏がずらりと並ぶ地下があったり。 こんな近くに・・・。 まだまだ自分が知らない地域の魅力が沢山。 お寺のことは、またの機会にブログアップしたいと思います。 2021年9月 1日 08:31
塩原温泉、今朝は雨。 小雨がしとしと降っています。 明後日まで雨が続くようです。 9月に入ったとたんにぐっと涼しくなりました。 庭の花のことをまた。 今年、ニューフェイスが現れました! 何とタマアジサイの花が。 植えてません。 忽然と。 一体どこから、どうやって、ここに? タマアジサイは、山や渓流などに咲く、日本固有種。 アジサイの中でも最も遅く咲く品種です。 真夏から遅いものは秋にかけて、 名前のように、まん丸のつぼみを付けて、 つぼみが割れると、 中から淡い色合いのガクアジサイのような花が出てきます。 塩原にはあちこちに咲いているのですが、 彩つむぎの庭に突然現れたので、びっくりです。 通常は挿し木で増やすのだとか。 ただ、細かな種から実生でも育つそう。 どこからか種が飛んできたのでしょうか。 涼やかな花なので、嬉しいかぎり。 ただ、ちょっと狭苦しい場所に出てきましたので、 秋になったら、掘り上げて、 移し替えたほうがいいかもしれません。 最初の写真が、彩つむぎに出てきたタマアジサイ。 他の写真は、塩原のあちこちで、 現在花を咲かせているタマアジサイです。 |