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冬になると目につくヤドリギ
2021年1月21日 09:51
塩原温泉、今日は青空。 一日晴れ予報になっています。 寒さも緩んでくるでしょうか。 日曜日には雪ではなくて雨予報・・・。 さて、雪景色を見に行った塩原大沼。 冬になると、思いっきり目につくものが現れます。 ヤドリギ。 寄生木と書いてヤドリギと読むように、 他の木に寄生する寄生植物です。 実が粘着質で、 この実を食べた鳥たちの糞が木に着くと、 そこから芽を出して、 こんもりと球形に広がって成長していきます。 普段は木々の葉に隠れていますが、 冬になって木々の葉が落ちてしまうと、 ヤドリギだけが、木々の間に目につくようになるのです。 12月24日の誕生花。 クリスマスに飾ったり、 この木の下でキスをするカップルは幸せになれるとか、 西洋ではこの木は幸福の木とされています。 塩原大沼やヨシ沼のあちこちに。 実を食べる鳥として、 キレンジャクやヒレンジャクがいるのですが、 私はまだ一度も大沼で、 キレンジャク、ヒレンジャクを見たことがありません。 美しい鳥なので、いつかはお目にかかりたいもの。 また、大沼のヤドリギには、 黄色い実をつけているものと、 赤い実をつけているものがあります。 私は単純に最初が白から黄色になり、 熟してくると赤くなるのかと思っていました。 ところが、このブログを書くに当たって、 ちょっと調べてみたら・・・、 赤い実のものは「アカミヤドリギ」という別種類なのだとか。 勉強になりました。 最後の2枚の写真がアカミヤドリギの実。 2年前に撮影したものです。 ちなみに、ヤドリギの花言葉は、 「困難に打ち勝つ」「忍耐」だそうです。 寒い冬になると姿が目につき、 冬でも緑色だからでしょうか。 コロナ禍で大変なこの時期に、 この花言葉は胸にささります。 |