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宇都宮美術館の蜷川実花写真展
2019年12月 9日 08:10
塩原温泉、今朝は晴れ。 今日は一日晴れ予報。 明日は一旦くもりになりますが、 その後も晴れマークが並んでいます。 先日、ちょっと時間ができた時に、 急いで宇都宮美術館へ。 現在開催中の『蜷川実花展〜虚構と現実の間に〜』を見てきました。 10月中旬からやっていたのですが、なかなか行く機会がなく、 終了間際になってしまいました。 蜷川実花さんは、ご存知のように、蜷川幸雄さんのお嬢さん。 最初はそんな形容詞が必ずついていましたが、 親の七光りをとうに越えて、 実花さんにしか表現できない、 写真や映像の作品を勢力的に作っています。 元々、彼女の撮る花の写真が好き。 今回の展示では、4つのコーナーに分かれていて、 最初に花。 部屋一面の桜にも驚き、 さらに、色々な花の写真が、所狭しと。 鮮やかな色の洪水と、花の美しさに圧倒されました。 次に沢山の著名人の方のポートレート。 華やかなメイクと衣装の女性に混じって、 男性はその方の内面がにじみ出てくるような作品。 そして、モノクロのセルフポートレート。 頭の中、心の中、体の中に、何を持って、 こういうセルフポートレートになったのかしらと、 失礼ながら、自分をご本人に置き換えて。 最後に死期が近づいたお父様との関わりと 様々な心象風景の写真。 心を揺さぶられます。 それぞれのコーナーに力強さがあり、 最初から最後まで、心に軽い緊張を感じながら、 鑑賞を満喫いたしました。 ミュージアムショップに、 沢山のグッズが並んでいたのも驚き。 普通に色々な商品を作っているんですね。 迷いに迷って、絵葉書とクリアファイルのみ購入して帰りました。 地元でも大変話題になっている、この展覧会。 会期は12/15(日)までです。 宇都宮美術館は帝京大学近くの高台、 周辺の風景も美しい場所にあります。 都会の美術館にはない良さ。 これだけを見に、栃木県に来るのもよろしいかと。 |