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まさか!の時の生き残り塾
2018年9月 5日 08:57



塩原温泉、今朝は晴れ。
台風一過の青空が広がっています。

台風21号が通過して一夜あけた朝。

関西での被害の大きさに驚いています。
観測史上で、もっとも強い瞬間風速を各地で観測。
それほどの強風がもたらしたもの・・・
まるでおもちゃのように街路樹や電柱が倒れ、
屋根が飛ばされ、建物やビルの外壁が倒壊し、
トラックが横転したり、タンカーが流されたり。

今まで見たことがないようなシーンに、
改めて台風の怖さを見せつけられました


ちょうど、その二日前に、
那須高原ビジターセンターで開催した
「まさかの時の生き残り塾」という、
サバイバル講座に参加したばかり
でした。

停電、断水、避難所生活。
そんな場面で役立つあれこれを勉強してきました。

講師はNPO法人あぶくまエヌエスネットの進士徹さん
講座名と同じ本を出版し、あちこちで講演や指導をしています。

まず、座学をやった後に、実践。
今回は新聞紙の活用方法
空き缶コンロと、空き缶でお米を炊く方法
段ボール箱で作る簡易トイレ
ブルーシートで作る寝袋などを教えていただきました。

新聞紙の活用や、空き缶コンロは、
ちょっとした時にも使えそうです。

使い古された言葉だけど「備えあれば憂いなし」
日頃から、こういう知識を身に着けておくと、
「まさか!」の時に、本当に役に立ちますね

(このブログが今回被害に遭われた方に役に立つこともあるかも?)


そして、その「まさか!」の時は、
いつ来てもおかしくなくて、
そして突然にやって来るということを、
今回の台風21号に教えてもらったように思います


被害のあった地域の方には、心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早く、普通の生活に戻れますように。

DSCN5382













DSCN5401新聞紙を丸めると
和紙のように柔らかくなり、
ティッシュのように使ったり、
洋服の下に入れて防寒にもなります。








DSCN5406細く丸めた新聞紙とサラダ油で、
のろしや、松明が作れます。











DSCN5428サラダ油と空き缶で
キャンドルやコンロ替わりに。
缶のふたの穴にティッシュを入れて、
固定すると、使いやすいそうです。
サラダ油は引火しにくく、もちが良いとか。







DSCN5429空き缶色々活用して、煮炊きも。












DSCN5430実際にお米を炊いてみました。
空き缶にお米と水を入れて・・・











DSCN5433濡らした新聞紙でふた。












DSCN5439空き缶コンロにサラダ油を入れて、
芯のティッシュに火をつけます。











DSCN5441高さをそろえた空き缶の上に網をおき、
空き缶コンロを3つ使って











DSCN544330分から1時間ほど。
こんな小さな空き缶コンロで、
そのくらい火がもつのに驚き。










DSCN5454ちゃんとお米が炊けました!












DSCN5446一方、こちらは段ボール箱で
簡易トイレを作製中。
中にやはり段ボールを切って
三角に折った柱で補強。
かなり体重のある男性でもOKです。
右側の段ボールは目隠し用。






DSCN5448ブルーシートとひもで、
寒さをしのげる寝袋ができました。











DSCN5389