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県立博物館「レッドデータブックとちぎ」展
2018年9月17日 08:59
塩原温泉、今朝はくもり。 時折晴れ間も見えて、まずまずの天気です。 さて、少し前になりますが、 栃木県立博物館に行ってきました。 「レッドデータブックとちぎ2018」展を現在開催中です。 自然が豊かな栃木県。 奥日光や那須、塩原など、 県北の山間部を中心に、貴重な動植物も沢山。 でも、自然は不変不朽なものではありません。 人間による自然破壊により、 生き物や植物は場所を追われて、 どんどん少なくなり、絶滅したもの、絶滅寸前のものが沢山あります。 たとえば、現在、県内各地で行われている 雑木林を伐採してのソーラーパネル設置なども、 絶対に動植物に影響を与えているはずです。 一度失ったものを取り戻すのは不可能でしょう。 ご存知のように、私は生き物の写真を撮るのが大好きですが、 その理由の一つが「記録」です。 色々な意味で記録を残すことは、とても大切だと思っています。 もしかしたら、とても貴重な種かもしれません。 その後、出会うことがないかもしれません。 珍しいなと思ったら、必ずレッドデータで調べます。 そんな栃木県内の貴重な動植物が展示されています。 もう日本国内では絶滅されたとされる、 ニホンカワウソの明治19年のはく製も。 ただ標本を展示するだけでなく、 その種が絶滅や減っている理由、 貴重な種を保存するための、様々な努力なども紹介され、 とても考えさせられる内容です。 10月8日(月)まで。 |