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いよいよ東武鉄道「SL大樹」運行が始まります!
2017年7月24日 08:40
塩原温泉、今朝は雨。 昨日に続いての雨です。 昨日は降ったり止んだりでしたが、今日はどうでしょうか。 涼しくて助かりますが。 さて、今年は栃木県内で、鉄道に関する話題が色々。 東武鉄道の新型特急「リバティ」運行開始。 JRのラグジュアリー列車「トランスイート四季島」運行開始。 JR那須塩原駅まで東武特急スペーシアが初運行・・・などなど。 そして、そのハイライトとも言うべき、 「SL大樹(たいじゅ)」がいよいよ運行を開始します。 運行開始は8月10日より。 東武鬼怒川線、下今市駅と鬼怒川温泉駅の 12.4キロを36分かけて走ります。 蒸気機関車部分は、JR北海道から借り受けたC11-20形。 3両編成のレトロな客車は、 昭和40〜50年代にJR四国で製造された14系。 先日、試乗会に参加してきました。 初めて見る下今市駅は、 この程、SL大樹のイメージで渋く改築されました。 2本のホームの向こうにSL大樹が煙を吐いて待機中。 汽笛を鳴らして、一度引き込み線に入り、 ゆっくりとホームにやってくると、 試乗会に参加する人や、見学の人から歓声が。 その堂々とした姿は、今の電車にはない魅力です。 とにかく、煙と汽笛の迫力がすごいです。 いよいよ、出発となりました。 ゆっくりと走っていきます。 途中、二つの橋から、大谷(だいや)川と鬼怒川が見え、 田んぼの向こうに日光連山が見える場所も。 でも、車窓の景色よりも感動したのは、 沿線で「大樹」がやって来るのを待って、 手を振ってくれる地元の人達。 あっ、これ、何かで見た風景だ・・・ 九州新幹線が運行開始するときに作られたPR動画、 ご覧になったことはあるでしょうか? 大震災の翌日開業だったために、 お蔵入りとなってしまった、180秒CM。 感動のシーンが、今、目の前に。 そして、かなりの人がカメラを構えて。 みんな「大樹」の運行を心待ちにしていたことでしょう。 36分という短い時間の中で、 アテンダントクルーが、色々な対応をしてくれます。 車内販売もあり、アイスやおみやげ、限定グッズなどが。 私はお昼を食べていなかったので、 下今市駅ホーム売店で、 話題の「日光埋蔵金弁当」を買い求めました。 すし飯を何とミニミニスコップで食べて、 埋蔵金を掘りだす気分が味わえます。 とはいえ、お弁当を全部食べる間もなく、鬼怒川温泉駅に到着。 そこで、他の列車に乗り換えて、 川治、湯西川、塩原、会津方面に行くこともできますが、 ひとまずは鬼怒川温泉駅で下車。 駅前広場に設けられた転車台で、 「大樹」の方向転換(転車)を見学できるのです。 タワーパーキングの入口の転車台のSL版。 3月に大宮の鐡道博物館で実物を見てきましたが、 実際に動くのを見るのは初めて。 すぐ目の前に「大樹」が来ます。 もちろん、汽笛も煙も。 乗車しなくても、迫力充分です。 運行は来年3月までの週末を中心に、一日3往復。 時間は以下の通りです。 SL「大樹」1号 下今市駅 9:02 ⇒ 9:38 鬼怒川温泉駅 SL「大樹」2号 鬼怒川温泉駅 11:08 ⇒ 11:41 下今市駅 SL「大樹」3号 下今市駅 13:00 ⇒ 13:36 鬼怒川温泉駅 SL「大樹」4号 鬼怒川温泉駅 14:35 ⇒ 15:09 下今市駅 SL「大樹」5号 下今市駅 17:08 ⇒ 16:32 鬼怒川温泉駅 SL「大樹」6号 鬼怒川温泉駅 18:09 ⇒ 18:43 下今市駅 この時間に駅に行くと、ホームの発着や、 転車台での転車を見ることができますよ。 |