カレンダー
2022年6月
最新の記事
カテゴリー
過去の記事
新緑の旧道の滝めぐり〜大正浪漫街道の滝色々
2022年6月 9日 08:50
塩原温泉、今朝はくもり。
少し空が明るくなってきましたが、 今日はくもりのち雨予報。 しばらくそんな天気が続きます。 さて、今日から少し滝について書きたいと思います。 この春、かねてより工事中であった、 国道400号線(塩原街道)の新しいトンネル、 潜竜峡トンネルと留春大橋、夕の原橋が完成し、 先に完成していたがま石トンネルとつながりました。 構想からだと実に20年以上もの年月がかかりました。 ある意味、塩原の人たちの悲願でした。 これで大雨の時の連続降雨量200ミリでの通行止めもなく、 雪道カーブの運転箇所も減り、 時間も短縮になるという、 言いことづくめではあるのですが・・・ トンネルを通ってしまうと、当然ながら景色が見えません。 新しい道が国道400号線となり、 今まで使っていた道は「旧道」扱いになりました。 この旧道区間の景色の良いことはお伝えしているとおり。 そして、何といっても特筆すべきは、滝が沢山あることです。 1枚のチラシがあります。 この旧道区間の滝がよくまとまっています。 このほど、これら旧道区間の滝を全て回ってみました。 新緑のすばらしい緑と滝。 塩原ならではの景色ばかりです。 4日間にわたって、下流の方からご紹介していきます。 まずは、回顧(みかえり)の滝からスタートしましょう。 厳密に言うと、入口は旧道区間のすぐ手前、 すなわち、がま石トンネルのすぐ手前で、 回顧の吊橋を渡って見にいきますが、 滝自体は旧道区間に落ちています。 吊橋を渡って観瀑台に上がると、 見事な新緑の風景の中に、 これまた見事な滝が見えてきます。 落差53m。 箒川にまっすぐに落ちています。 水面に映りこんで、弓のような線を描いていたり、 晴れた日の午後には虹がかかっていたり。 塩原渓谷の滝の始まりにふさわしい名瀑です。 もみじ谷からのカヤックやSUPツアーに参加すると、 写真のように、滝の下まで行くこともできますよ! 最後から2枚目の写真は、 旧道区間を歩くと見られる、回顧の滝の落ち口です。 |