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久しぶりにミズバショウ咲く尾瀬へ
2017年6月21日 09:03
塩原温泉、今朝は雨。しとしと雨になっています。 雨は今日の夕方まで。 明日はまた晴れマークが並んでいます。 さて、先週、尾瀬に行ってきました。 本当に久しぶりです。 前のブログを検索してみたら、2012年の秋以来。 実に7年ぶりでした。 目的がありました。 ムラサキヤシオを見に行くこと。 ヤシオツツジにアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオとあり、 毎年アカヤシオとシロヤシオ(ゴヨウツツジ)は、 あちこちに「追っかけ」のように見に行くのに、 ムラサキヤシオは、塩原ではあまり見かけません。 那須連山では見られるのですが、 尾瀬にもありますよと、 元尾瀬の山小屋で働いていた 塩原ネイチャープログラムZACKの、 ニッシーこと西口さんに教えられ、 ガイドをお願いして行ってきました。 直前情報では、 「ムラサキヤシオはまだ咲いていないかも」 「ミズバショウはもう遅いかも」とのことでしたが、 実際に訪れてみると、 「ムラサキヤシオがちょうど咲き始めました」 「ミズバショウ、今年は雪どけが遅くまだまだ大丈夫」でした。 尾瀬のミズバショウを見るのは10年ぶり。 最近、県内の山や湿原ばかりでしたので、 尾瀬から、かなり遠ざかっていたなあと、ちょっと反省。 尾瀬桧枝岐村の御池口までは、塩原から車で1時間半かかりません。 よく考えてみたら、奥日光戦場ヶ原よりも近いんですよね。 御池口からシャトルバスで沼山峠に行き、 そこから大江湿原を通って、尾瀬沼辺りまでというのが、 塩原からだと普通の日帰りコースですが、 今回は、御池口から歩き始める「裏燧」ルート。 ニッシーが働いていた「温泉小屋」、そして尾瀬が原を目指します。 一般的な尾瀬のイメージである「湿原」は大体2割、 後の8割は樹林帯をひたすら歩く、 往復15キロ、8時間という、少々ハードなコースでした。 それほど高低差はありませんが、 途中、沢を何度か下って登って。 まだ雪がかなり残っていて、雪の上を歩く箇所も多く、 時折、獣のにおいを感じたりする、スリリングさも。 ちょっと裏那須の登山道にも似ているかな。 でも、結論から言うと、 「やっぱり尾瀬はいいなあ〜」。 ここにしかない、空気感と花風景に、打ちのめされそうです。 今日から多分3日に渡ってブログで。 今日は「2割」の湿原に咲くミズバショウを。 雪どけしたばかりの湿原には、 あちこちに自然発生的な小川や小さな池が。 そんな場所にまだ小さくて、可愛らしいミズバショウがいっぱいです。 尾瀬は広いから、こちらの裏燧や、標高が高い場所では、 まだまだ「嫌と言うほど」ミズバショウが楽しめるようですよ。 |