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近く国の重要文化財に指定される曹洞宗大雄寺
2017年6月28日 08:14
塩原温泉、今朝はくもり。 しばらくぐずついた天気が続きそうです。 紫陽花まつりを見にいったら、 ぜひ、周辺観光をということで、 大田原市黒羽地区の観光スポットを紹介しております。 「芭蕉の館」からさらに歩くと「大雄寺」。 こちらは「だいゆうじ」ではなく「だいおうじ」と読みます。 曹洞宗の古刹で、黒羽藩を治めた大関家の菩提寺となります。 山門へと続く階段から、空気が違います。 階段の途中に、聖母マリアを思わせる観音像や、 羅漢像が沢山ある場所があったりで、 境内に入る前から、あちこちで足を止めてしまいます。 が、山門から先、さらに見どころが。 まず山門、回廊、本堂などの茅葺屋根に目が行きます。 回廊まで茅葺屋根というのは、なかなか珍しいのではと思います。 本堂の屋根などは見事。 00年以上の歴史があり、 すでに県の文化財にしていされていますが、 この程、そういった建造物が、 国の重要文化財にも指定されることになりました。 話には聞いていましたが、 実際に目にすると、それも当然かなと思います。 境内の一画に、地面から陶器の破片が見えています。 きっとこんな陶器の破片も、古いものなのでしょう。 境内に林立する杉の木も、樹齢を感じます。 そして、お墓の方に進むと、 大関家の代々の当主の墓所が。 その墓石の大きさにびっくり。 まるで、大きな石灯籠のようです。 代々名君を輩出したことで知られる大関家。 そんな殿様と一緒の墓地にまつられている 檀家の方はとても誇らしいですね。 大雄寺 大田原市黒羽田町450 電話0287-54-0332 http://www.daiouji.or.jp/daiouji.html |