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おかね石とおかね路と滝澤かね
2026年3月22日 08:43
塩原温泉、今朝は晴れ。
快晴です。
やっと風もおさまり、穏やかな朝。
しばらく晴れ時々くもりの天気が続きます。

さて、お彼岸の三連休
お墓参りに行かれた方も多いかと思います。

我が家のお墓は塩の湯の山の中
お墓参りに行くのもちょっと大変な場所です。

その帰り道、必ず、仙人岩吊橋に行く目印となっている
大きな石碑、「おかね石」に立ち寄って、
そちらにも花と線香をあげてきます


このおかね石は、
明治時代のご先祖様で、
氏家(現在のさくら市氏家)の滝澤家に嫁いだ、
滝澤かねの業績をたたえた顕彰碑
です。

かねは滝澤家に嫁いだ後、
何くれとなく心配して実家から送られてきた
「化粧品代」という名前のお小遣いを使わずにためて、
おかね路と今でも呼ばれる、道路の修復に、
そのお金を投じてくれました


塩釜から塩の湯に向かう道を「おかね路」と今でも呼び、
塩原温泉病院のすぐ下、
鹿股(かのまた)川にかかる橋も「おかね橋」という名がついています。

大きな石碑に、おかねさんの姿が刻まれています
このような女性の姿が刻まれた石碑は、
全国的にも珍しいのではないでしょうか。

おかねさんの姿と顔は
その時の天気や湿度などによって
見えたり見えなかったり


あまり見えないことが多いのですが、
先日のお彼岸のお墓参りの時は、
今までで一番くらいに、
はっきりくっきりとしていてびっくり


ここまではっきり見える時はないので、
写真に撮ってきました。
なかなかしっかりとしたお顔。
優しそうな表情が印象的ですね。

かねが嫁いだ滝澤喜平治は、
明治時代の栃木県を代表するような実業家で、
かねもお金には不自由なかったかと思います。
それでも娘にお小遣いを送った
ご先祖様の親心にちょっと感動します。

氏家の滝澤家の建物は、
栃木県指定文化財滝澤家住宅として
現在も残されており、見学することができます。

初めて滝澤家住宅を訪れた時には、感無量でした。
一見の価値ある建物ですから、
ぜひさくら市氏家の滝澤家住宅も訪れてみてください。

ちなみに明治から昭和にかけて活躍し、
今も沢山のファンがいる版画家、
川瀬巴水のデビュー作が、
このおかね路などを描いた三部作

いつまでも語り続けていきたい
おかね石、おかね路、そして滝澤かねです。
ご先祖様として誇りに思います。



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