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新湯爆裂火口跡とイオウゴケ
2026年5月 7日 10:36
塩原温泉、今朝は晴れ。
雲一つなく、風もなし。
文句なしの快晴です。
一年、毎日こんな天気だったら良いのになあと思うような朝。

さて、昨日のトウゴクミツバツツジは
新湯爆裂火口跡の上に群落があります。
新湯爆裂火口跡って、
何やらすごい名前ですが、どんな所?


元々は火山が噴火した跡のようです。
硫黄が含まれる岩盤がむきだしになっていて、
常に噴煙が上がっています
。
ミニミニ那須茶臼岳の裏側みたいな場所。
新湯温泉に近づくにつれて、
硫黄のにおいも漂います。

下から見学もできますが、
上から見るとまた違う雰囲気です。
遠くに山桜なども咲いています。
一度は訪れてほしいと思います。

以前、ここで火災が起きたことがあります。
硫黄が燃えて、消火に何日もかかりました。
夜、硫黄が燃えて青い溶岩が流れていた風景は、
一生に一度見られるか見られないかの貴重な風景でした。
塩原にこんな場所があることに驚きです。

そしてここで群落に行く登山道で、
是非気をつけて見ていただきたいのが、イオウゴケ。

歩きながら足元をよく見ると、
あちらこちらが白っぽい青緑色になっています。
さらに近づいてよく見ると、
先が赤くなっている部分も。

これはイオウゴケという名前ですが、
苔ではなく、地衣類。
赤くなっているのは胞子を作る子器という部分です。

この赤い部分をさらによく見ると・・・
かのマリリン・モンローの
セクシーな唇に似ていると思いませんか?
何と「モンロー・リップ」と呼ばれています。

硫黄があり、硫化水素が発生するような場所にしか
見られない特殊な地衣類です。
那須茶臼岳周辺でも見ることができます。

良く似たコアカミゴケという地衣類もあります。
姿はそっくりですが、
コアカミゴケは硫化水素がない場所に出ることで
イオウゴケと区別するようです。

ちなみに
新湯温泉は白い濁り湯の硫黄泉。
温泉街とはまた違う温泉が楽しめます。


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